独り言
（２００４年６月、７月、８月、９月）

　９月２７日

　にゅあー。

　真・女神転生オンラインのβテスト落選ですぎょん。

　うにゅっとなー。

　９月２４日

　大根をおろしては秋刀魚を焼く毎日。

　かつて大衆魚だった鰯は漁獲高が減って価格が高騰している。それを考えると、秋刀魚は今も昔も変わらぬ大衆魚なのかな。

　９月２２日

　ひさびさに徹夜で麻雀を打ったら、なんかもー、眠気もさることながら、膝と肩がぴきぴきに。

　トシか？！　トシなのか？

　認めたくねー。

　９月２０日

　上の部屋でリフォーム工事が始まり、その音がウルセーのなんの。

　あーやだやだ。鬱鬱欝鬱。

　９月１７日

　近頃ツキがねえっちゅうか、なにかと嫌なことが起こって鬱鬱鬱鬱。

　こういう時期って、ふと、「生きるってこんなにメンドクセーことだったかなあ」と思わず首を傾げる瞬間があるんですが。

　そうじゃないってことを確認するために、楽しかった時期の日記なんかがあると、活力を取り戻す役に立ちそう。

　……でも……読み返して、楽しいことひとつもない人生だった日には……最後の一押しになったりして。

　９月１５日

　秋は涼しい季節。涼しくなるとよく眠れるせいか、過去の夢日記を読み返すと、夢の出現頻度が上がります。

　今年は夏が猛暑で寝苦しく、夢は不作。でもその反動で涼しい秋にはたくさん夢を見ることができそうだ！　と期待していたんですが。

　す……涼しく……ならねえ……なんじゃこの秋は……。

　９月１０日

　渋谷でヴァンヘルシングを見てきました。

　なんだかもう、CG技術って行き着くところまで行き着いてしまった観があるというか、CGを使った凄いシーンってやつを見ても以前のようには驚けない自分がいて嫌です。

　今後、映画で「こりゃすげえええええ！」と技術革新に驚くようなことがあるとしたら、なんだろう？　やっぱり、立体映像かなあ。しかし、TDLに行けば立体映像を使った映画が上映されている。普通の映画でそれをやらないのはなぜ……？　やはりコストの関係なのかなあ。

　フル立体映像でリメイクしたSWとかあったらすごそうだー。

　９月８日

　地獄の（？）レーザー脱毛、３回目の照射。

　なんかもー、毎回毎回、痛くて痛くて痛くて……。仰臥して施術を行うんですが、施術が終わると痛みのあまり背中一面に汗びっしょり。

　脱毛用の機械だ！　悪魔の発明じゃ！　（スチームボーイ風に）

　９月２日

　実家に帰ったついでに、幕張メッセの『驚異の大恐竜博』へ行ってきました。

　もーとにかく、昔っからそーなんですが、恐竜の化石って大好きで。こんなでっかい生き物が地上をのし歩いていたんだな、と想像するととても楽しくて。

　しかしこの手の恐竜展、行くたびに既知の情報がかきかえられていて、戸惑いをおぼえます。私が子供のころは、パキケファロサウルス（頭骨の厚さが２０センチもある恐竜）の石頭は、雄同士がぶつかりあって優劣を競い合うためのもの、ってのが恐竜図鑑に載ってた情報だったんですが。今回の恐竜展のパネルによると、骨格の構造からして、それやっちゃうと衝撃に耐えられないので、もっとべつの意味があったらしい、となっていました。むー。

　私がこれまでに体験した、この手の恐竜に関するかきかえられた情報の最たるものは、鳥が恐竜から進化した、ってやつかなあ。この恐竜博では、ミクロラプトル・グイなど、羽毛をもつ恐竜の化石が興味深かったです。

　んで、恐竜博を見終わった後、ついでに（？）、シネプレックスで『華氏９１１』をみてきました。

　これがもう、３日間くらい鬱になりそうな内容で。

　どんなに悲しいアンハッピーエンドの映画でも、それがフィクション――架空のものであれば、なんちゅーか、心のどこかで安心できるんですが。

　ドキュメンタリー映画で、なおかつそれが悲惨な内容となると、なんかもう……。しかもそれが、日本の安全保障上、遠くて近い同盟国のアメリカの話であるとなると、もう、本当に……。

　恐竜博でテンションが上がり、華氏９１１でそれが急降下。はー。

　しかし、本当に怖い内容の映画だったなあ。この世を裏で牛耳ってんのは、死の商人なのか？　ブラックゴーストか？　サイボーグ００９か？

　『華氏９１１』の内容のすべてが本当なら、まさに、事実は小説を超えちゃってる。ふー。

　８月３１日

　編集Ｍ氏から電話。次回作となる『黄昏の刻　しろがねの転校生』の刊行は１１月に変更。ＦＡＸにて、イラストのラフをいただきました。

　私は画才のない人間なので、ラフをいただくのがとても楽しみです。　

　もちろん、実際にイラストをつけていただいた『本』を見るのは、もっと楽しみです。

　はやく（本の）見本がこないかなー。　

　８月２９日

　ああ、もうじき８月でなくなってしまう。夏が終わってしまう。

　たまった宿題があるわけでもなく、夏休みが終わるわけでもなく。むしろ涼しくなって過ごしやすい季節がこれから始まるはずなのに。

　毎年毎年、この時分に感じる、やるせなさと虚脱感。なぜー。

　８月２６日

　渋東シネタワーで、シュレック２を見てきました。

　続編ものの映画って色々とアレなことが多かったりするわけなんですが、これはもう本当に、誰彼かまわず「楽しかったよー！」と声を大にしておすすめできる作品で。

　そしてわが身を振り返って、こういうわくわくどきどきの楽しいお話をかけたらいいなあ、と今更のように思ってみたり。

　８月２５日

　富士見書房から、次に出るお話の著者校正終了。

　刊行は１０月？かなあ。

　８月２０日

　アテネオリンピックに備えてＤＶＤレコーダーを購入したはずなのに、いざそのときになったら、夜更かししてＬＩＶＥ中継を見てます。

　むー。意味ねー。

　それにしても、人口が６０億なんつー時代に、特定のスポーツでベストテン入りするってのは凄いことだと、凡人の私は、高い山の頂を漠然と眺めるように思う毎日。

　でも、その『凄い』シングルランカーたちの中で、世間でもてはやされるのは、せいぜい上位３人という現実。

　そして、そのシングルランカーたちの全身全霊をかけた戦いが、時には誤審によって順位が入れ替わってしまうこともあるという現実。

　世の中って、ままならねー。

　８月６日

　麻雀。

　ここんとこずっとへにょい戦績だったけれど、今日はひさしぶりに大勝！　１０戦やって７トップ。

　本日の見せ場は、

　５５７７７�A�A九九九　　七七七七（暗カン）　　リャンシャンツモ　５

　おおっと、四暗刻ゲットォオオオ！　親でイチロクオール！

　役満率の異常に低い私は、これがおよそ一年ぶりの役満。

　しかもツモった時の点棒状況が、上家５００００もち、対面３７０００もち、下家５６００もちという絶望的なありさまで。正直まくれると思ってなかったので、嬉しさ倍増。

　ぬー。この気持ちよさがあるからやめられねー。

　人生楽ありゃ苦労あるさ、ってやつで。勝ったり負けたりの繰り返しだけれど、時としてこういうことがあるから、もっと頑張ろうって気になれます。

　８月５日

　ＮＥＷＳ２３で、核戦争による世界の終末を示す終末時計が、７分前に設定されている、という恐ろしい特集をやっていて。

　私がつけている夢日記の中で、一番怖い夢のひとつに、核戦争の夢があります。

　夢であんなに怖いんだから、実際に起こったら、どんだけ怖いんでしょうか。

　幽霊や悪魔や呪いや漆黒の闇より、生きている人間がしでかす『悪』のほうが、私にはおっかないです。

　８月３日

　私のヒゲは、えれえ濃くて、どんくらい濃いかというと、カミソリがバカになるんです。マジに。どんな濃さだ。平井和正の『ウルフガイ』に、主人公の狼男のヒゲが濃すぎてカミソリがすぐダメになっちゃうってエピソードがあった気がするんですが、冗談でなくそれです。ふおー。

　んで、この問題を根本的に解決するべくレーザー脱毛にチャレンジ。今日が２回目の照射。

　この手のレーザー脱毛って、『針脱毛に比べて痛みが少ない』ってのを唄い文句にしているケースが多々あるんですが、実際やってみると、激痛です。なんせ、レーザーを黒色メラニンに反応させて毛を焼くんで、毛根が火傷状態になるんです。約一時間、その激痛に耐えなければなりません。この痛みを呪いに変換したら二、三人は殺せるぞ、くらい痛いです。まあ、女性が出産する時の痛みはこんなもんじゃないと思うんで、これを痛いと言ってはバチがあたるかもしれませんが。

　しかし、科学の力ってのは凄い！　本当に、ちゃんと脱毛されて、つんつるてんになります。つるつるぅ。

　けれど、処置を施してしばらくの間は、肌へのダメージを防ぐために、日焼け厳禁。海へいけません。

　海にいきてえー。

　７月２５日

　バイクでとことこ実家へ帰る。

　スティーブン・キングの『呪われた町』に、町も人と同じように年をとる、みたいな描写があったっけ。

　私の実家がある町は、次第次第に高齢化が進み、同時に少子化もまた進んで、私が子供のころには大賑わいだった公園は、今はいつ行っても閑散としています。

　真夏の太陽がガンガン照りつけていい天気だったけれど。ふと、人けのない真昼の公園のベンチに座ったら……自分が世界にたった一人取り残された最後の一人であるかのような、途方もない寂寥感が押し寄せてきて。あわて気味に立ち去りました。

　あと３０年とか４０年とか経って、私が老人になったら、その時、この町はどんな顔をしているんだろう？

　なんかもー、私はそういう暗い想像をしはじめると、止まらなくなってしまうタチで。困ったもんですな……。

　７月２３日

　富士見書房にて打ち合わせ。

　次回の龍皇杯（りゅうおうはい　月刊ドラゴンマガジンで連載の権利をかけて行う短編競作）に私も参加するんですが、イラストがあがってきていて、拝見させてもらいました。

　もうなんちゅーか、割り切って、バカ度の高いお話でチャレンジしたからなー！

　ぬあー。それにしてもあちぃー。

　富士見書房へ行く途中、靖国神社を通るんですが、砂利が太陽光線を照り返して、暑いのなんの。

　どこかへ避暑に出かけてしまったのか、ヌシには会えず。　

　７月２０日

　バイクをショップへ修理にもって行きました。

　去年の夏は天気が悪くてどこへも行く機会がなかったけれど。今年は暑い！　これぞ本当の夏！

　海だっ！　海にいくしかねええええええ！

　いわゆる海水浴むきの海より、磯の香りがする岩だらけの海のほうが好きです。

　南房総の江見で、オコゼや熱帯魚をアミでしゃくいあげた日々が懐かしい。

　７月１９日

　原稿が一段落したので、美容院へ。

　前回美容院に行ったとき、こっちの言葉が足りなかったのか、はたまたむこうがちょっとアレだったのか、ドラクエのモンスターにこんなのいたなあ、みたいな髪型にされちゃって。山から下りて村へ悪さしにきた妖怪みたいな感じで。えんえんヘコみっぱなしだったんですが、やっと以前の髪型にもどせたー。

　さっぱり。

　７月１０日

　例によって例のごとく、リネージュをしていたりするんですが。

　なんかもうナイトは飽きちゃったので、最近はエロフやってます。

　エルフではないところがみそです。

　７月８日

　もきもきと長編用の原稿をかいているんですが、なんかあのー、この暑さはもう……なんちゅうか。

　パソコンにむかってると、排気熱でよけいに暑く感じられるっちゅーか。

　そんでもってクーラーかけまくりなわけですが、例によって例のごとく体調壊して。

　夏ですなー。

　７月２日

　船橋の東武百貨店に行ったら、平日の昼間だっちゅーのに、これが鬼混雑。

　日本経済復活の兆しだったらいいなあ。

　７月１日

　ああ、参議院選挙が迫ってきたなあ。

　でも、衆議院で否決されたらハイそれまでよ、なのに、参議院ってなんで存在するんでしょうか。十分な存在意義があるのか、私には甚だ疑問なんですが……。

　６月２６日

　子供のころ、お世話になったかたの訃報。

　死なない人間はいないんで、私だっていつかは死ぬわけですが。

　１００％は無理でも、あるていどは、納得した形で死にたい。「まずまず、いい人生だったな」てな具合に。

　でも……。

　永遠に生きられたらいいな、と夢想することがよくあります。

　生きて生きて、世の中の移ろいゆくさまを眺めていたい。

　そうして、最後の一人になって、「さあ、誰もいなくなったことだし、それじゃあ私も死ぬかな」ってときに、こうかきたい。

　『おしまい』

　６月２３日

　麻雀仲間一同で飲み会。

　今年から新社会人という人たちは、みんなスーツ姿。んで、名刺なんか持ってたりして。

　ぬうううううううう。

　私も社会人は社会人なんですが、名刺は持ってないっつーか作る気からしてなくて。んで、スーツはあるにはあるんですが、タンスの肥やしと化していて。

　……。

　…………。

　……うらやましくなんか、ないからな。

　６月１７日

　富士見書房で打ち合わせ。

　朝、ＴＶでやってる占いで「しし座のあなた、今日のラッキーアイテムはチャーハン」とあって。

　ほほう、そんならお昼はチャーハンだっつつつつ！　と必要以上に意気込んでチャーハン食べたんですが。

　一日を通じて、なにかラッキーなことがあったか？　というと、とりたてて、どうということもなし。

　きっと、あの朝の占いコーナーってやつは、中華料理屋と提携してます。そんな世の中の黒い仕組みをしってまたひとつ大人になりました。

　６月１５日

　三菱自動車のリコール隠し問題を眺めて、「これ、空売ったらどのくらい儲かるのかにゃー」とか思っている自分がいて嫌です。

　ていうかこのHPの更新がほぼ一ヶ月ぶりだったりして、「いいかげんなやつだなあ。あは」などと、客観的に自分のだめぶりを眺めている自分がいて嫌です。

　６月１１日

　小６の女子児童が級友を殺害した事件の報道がさかんに行われているわけですが。

　私が小学校６年生だったころというと、そもそも、こういったある意味突拍子もない凶悪事件の件数自体が今より少なくて、当然、そうしうた事件のおどろおどろしい報道も少なかったなあ。

　でも、今は――そういう事件があまりにも多すぎる。

　そして、そういう事件の情報に触れているうちに、なんちゅーか最近、自分の感受性というか、異常事態にびっくりする感性がどんどん摩滅してゆくのがわかります。もう、慣れきってしまって、自分でもどうにもなんないです。「ふつー」と「ふつーでない」の境界線がぼやけてゆく一方。

　もうね、あれです。来月あたりに、６歳児の幼稚園女児が男をとりあって友人を刺殺、ぐらいの事件が起きても、まゆひとつ動かさずに「へー」とか言ってしまいそう。

　今の子どもたちは、この小６女子児童の事件をどうみているんだろう……？

　「へー」とか思っているのかなあ……。

　６月１０日

　フィットネスのプールで泳いでいて、なぜだか最近、「このプールのなかに誰かのヨダレが混じっているんじゃないのか」みたいな不潔感を、強迫観念っぽいニュアンスでおぼえます。

　今までぜんぜんそんなの気にならなかったのに、なぜ？