独り言
（２００６年１月〜６月）
６月３０日
フィットネスから帰ってきて、はー、ちゅかれたー、と麦茶を飲んでいたら、ポプラ社から電話が。
じつはポプラ小説大賞に応募してたんです。２０００万の賞金につられて。ぶっちゃけ、銭欲しかったんで。
私は過去にポプラ社から作品を刊行している人間なのですが、それをかくのはフェアじゃないと思い、偽名＆偽プロフィールで応募したんですよね。千葉に引越したから住所も電話番号もすでにポプラ社の編集者の知らないものになっていたし、絶対にばれるはずはなかった。２ｃｈの創作文芸板でも、ポプラ小説大賞のスレッドでは、『どーせデキレース。大賞は最初から決まってるよ』みたいな言葉が盛んに交わされていたし、そういう疑惑を招くようなことはつつしみたかった。
でも……。
電話のむこうで編集者の方がいうには、２７４６作品のうち１３作品に絞った段階まで残って、かなり惜しかったので、今回は残念な結果だったけれど、次回にまたぜひ出してください、とのこと。
うーん……。
２７４６を１３で割ると、２１１分の１かあ。実力だけで勝負をかけてそこまでいったことは、ある程度、よしとするべきなのかなあ。（まあ、その２７４６作品のうちには、箸にも棒にもの類も多分に含まれていたのだろうけれど）
でも、ぶっちゃけた話、すでにものかきになっている人間にとって、選考でどこまで残ろうが、金にならなきゃ意味ないんですよね。だって、プロとアマチュアの差は生活基盤の差ですから。ものをかいて銭を稼いで、それで食って、はじめてプロなわけですから。
それはさておき、この電話で話を聞いて、ちょっと気になったことが。
じつは今回、私はこのポプラ小説大賞に、今まであたためておいた作品のうち、２作品を投入したんです。
ところが、選考で惜しいところまでいったのは、私が「こっちはだめかな？」と思っていたほうだったんです。
これはかなり意外でした。え？ なんで？ くらいの驚きでした。ここから考察するに、ポプラ小説大賞が求めているものは、私が想像していたものとは、かなりベクトルが違っていたようです。んー。角度でいうと、４９度くらい？
まあどのみち、一文の銭にもならなかったんですけどNE！ DeathけどNE！ 労力を費やしたのに金にならなくて、それがもうひたすらくやしーんですけどね！
ふー。
６月２８日
両親がスイスから帰国。
今回も天気に恵まれたそうです。ともあれ、無事に帰ってこられて、よかったですね。
６月２７日
実家で留守番しているあいだずっと、なぜか家の中をアリンコがうろうろしているのが気になっていました。おっかしーなー、どこから入ってくるんだ？ と侵入経路を探すも、見つからず。んで、見つけるたびにぷちぷち潰してはいるんですが、いっこうに数が減らない。
今朝、なぜか、巨大な昆虫がいる山をさまようという夢を見まして。起きた瞬間、ある閃きが。
ま、まさか？！
恐怖にも似た嫌な予感を抱きつつ、ビニール袋を持って、テーブルの上に置いてある砂糖壷に忍び寄りました。コーヒー用の砂糖壷なんですが、私はコーヒーに砂糖を入れないんで、留守番をしている間ずっとこれには触れていませんでした。
開けると……。
うわあああああああああ！ お砂糖が入っているんだから白いはずなのに、なぜか真っ黒です！ しかもうごめいています！ キャー！
砂糖ごとビニール袋に放りこんで処分。
はあはあ……。以前留守番した時にはスズメバチの巣があるし。なんなんだこの家は。
６月２４日
３６９のメンツで麻雀＆飲み会。
……８人集まって２卓立ったんですが、わずか数時間のうちに四暗刻が２回出るって、お前らどんだけ太いんだYO!
ともあれ、みなさんお疲れ様でした！
６月２０日
父が西部劇マニアなもんで、実家にはそれ系のDVDやレーザーディスクがいっぱいあって。
そんで、『テキサス・レンジャーズ』とか『ワイルド・レンジ』とか鑑賞。
ああ……西部の大自然は雄大だなあ……。
じつは中学生の時にアメリカのオハイオ州へホームステイしたことがあるんですが、その時、何に最も驚いたかといえば、アメリカ大陸の雄大さ、否、広大さです。地平線の彼方までとうもろこし畑が広がっていたあの風景。隣の家まで２キロだか３キロだかっつー突拍子もないほどのだだっぴろさ――――。
あの広大さ、そしてそれを開拓していった精神に思いを馳せると、国民性がぜんぜん違うものになるのも当然だよなあ、なんてことをしみじみ思います。
６月１５日
カサブランカをなんとなくまた見たり。
あーやっぱこういうのっていいなー。こういうのかきたいなーと思うことしきり。
６月１３日
６月１８日から両親が再びスイスへ旅行。んで、私はまたぞろお留守番。
６月１２日
日本のサッカーって、劇的な敗北にとりつかれてるんでしょうか。
ドーハの悲劇の時、私は家族ともどもテレビの前で戦いの行方を見守っていたんですが、あの時よりショックな負け方しちゃうなんて。
それにしても、自国が負けて悔しいというこの感情は……。やっぱり、サッカーってナショナリズムと無縁ではいられないスポーツなんだなあ。
私は常々、人間って生き物が認識できる最も大きな集合体は『国家』であって、それ以上の集合体（例えば世界統一政府とか）は、大きすぎてピンとこないんじゃないか……って思ってます。生物学的限界っちゅーか。いや、なにか根拠があるわけではなくて、直感的にそう思うだけのことなんですけれど。
６月９日
黄昏５巻のサブタイトルは、『黄金の旅路』で、ほぼ決定。
６月６日
身体を壊しやすい季節になったこともあり、ナスとピーマンと豚肉の味噌いためとか、オクラと牛肉のいためものとか、栄養のバランスを考えてあれこれ料理しているんですが……。ですが……。ですが…………。
自分で作るんじゃなくて、彼女に作ってほしーよー！
でもぶっちゃけ、自分で作っても味はそこそこおいしいのであった。うにゅ。
５月３０日
あああああ蒸し暑いし株価はパッとしねーし！
てなわけでバイクで稲毛海浜公園へＧＯ！ （意味不明）
海に、だんだんと夏の気配が感じられるようになってきました。
５月２９日
ペーパードライバー返上のため、実家の車を使って練習練習また練習。
んで、市営霊園まで車で行ってお墓参り。
ちゅーかフォードのモンデオでかっ！ 運転しにくすぎ！ 特に車庫いれがむずかしすぎ！ キー！
５月２８日
黄昏５巻の改稿終了。サブタイトルはまだ未定です。
５月２６日
真夜中にバイクで海を眺めに行ったりして、我ながら情緒不安定だなーと思うことしきり。
でも長所と短所は表裏一体の関係で。情緒不安定ってことは、感情の起伏が激しいってことでもあるから、ものをかく上で、ひょっとしたら気づかないうちに役立っている……のかも？ 根拠も自信もないけど。
５月２０日
幕張にある手作り時計の店で、腕時計を購入。
……ひさしぶりに衝動買いをしてしまった……
５月１８日
オートバイには乗っているものの、四輪はすっかりペーパードライバー。でも、思うところあって、四輪も運転できるようにしておこうと思い立ち、教習所へ。
んで、ペーパードライバー用の技能講習を受けたんですが……あれ？ ぜんぜん自信なかったけれど、ふつーに運転できるなあ。路上に出てもだいじょうぶだし。むしろ世間一般のドライバーの中に、私よりずっと運転マナーが悪くてやばいのがいる。
…………。
……教習所に払った４万円の授業料が、今になってすんごく惜しい！ これなら、服か靴でも買えばよかったＹＯ！ にゅあー！
５月１７日
編集Ｍ氏から電話。黄昏５巻の刊行は、９月でほぼ決定とのこと。
それはそうと、深夜アニメの『ザ・フロッグマンショー』が面白すぎるっ！ この絵、受け付けない人もたくさんいるんだろうけれど。でも、このナンセンスギャグは私のツボにはまりまくり。
５月１５日
んー。あいかわらず天気悪い日ばかりで、出かけられーん！ バイクで走ると気持ちいい季節なのにっつつつつつ！
５月１４日
ワン・ポイント・オーを見る。
キューブとかその手の不条理サスペンスないしホラー大好きっ子な私ですが、でもそういう系統の映画もある程度はストーリーの外枠があるのが普通です。でないとわけわかんないんで。
しかし、この作品は、ほんとにわけわからん！ にゅあー！
でもなぜか雰囲気は好き。
この感覚は、昔、プレステでバロックをプレイした時に感じたものだなあ。
この感覚を感じると、必ずあとで、その世界に迷い込んだ夢を見るんですよね。私がつけている、過去の夢日記のデータからすると。
近々、怖い夢が見られそうで、楽しみ。
５月１３日
『ワンダーランド』を見る。
アメリカ７０年代にポルノスターとして君臨した、３５センチ（宇宙人ですか？）の巨根男、ジョン・ホームズ。彼が関わった、未だに謎多き殺人事件を描いた作品。
てゆーか、抱いた女が１７０００人とゆー、思わずゼロを数えなおす数字がパッケージにあって。神聖モテモテ王国のファーザー言うところの、蜜あふるる約束の地ってやつですか？ そんないい思いしたんなら、殺人事件に巻き込まれようが別にいいじゃん、みたいな感情があったせいか、今いちの内容に思えました。ふぅー。
でもこの人、最後はエイズで死亡してるんだよね。
しかし、です。
１７０００人ですよ？
１７０００人ですよ？
５月１０日
７人のマッハ！ を見る。
普通、アクション映画って、
アクション映画
とか
アクション映画
とかだったりするわけなんですが、この作品は
アクション映画ァアアアアアアア！
というすんごい代物でした。ほとんどアクション。
精神的にまいってる時、こういう作品見るとちょっぴり元気をわけてもらえる気がするなあ。
５月８日
雨ばかりの毎日だなあ。
漫画喫茶へ行ってデスノートとかベルセルクとかの最新刊を読んで、わりといまさらなんですが『刑務所の中』とか『刑務所の前』とか『Ｐｉｎｋ』とか『リバースエッジ』とかあれやれこれや読んで一日入り浸っているうちに夕方になって。
…………。
いやまあ、漫画好きですよ。ＤＶＤ見るのも好きですよ。ネトゲ好きですよ。小説好きですよ。そういうの満喫して生きてますよ。
…………。
でも……架空の世界にいくら触れても、この孤独は癒されない……。
もう嫌だ。一人は嫌だ。
てゆーか今感じているこの強烈な孤独感をネタにして作品かけねーかなーとか思っている、『自分を見下ろしている自分』が嫌です。
５月５日
黄昏の刻５巻（最終巻）を脱稿。
長いようでもあり、短いようでもあるシリーズだったなあ……。
５月２日
『ＳＡＷ．ＺＥＲＯ』を見ました。
タイトルだけ見たら、鉄板でＳＡＷシリーズの関連作品と思っちゃうわけなんですが、なんかじぇんじぇん違うお話で。
でも不条理サスペンス大好きっ子な私は大満足。
５月１日
んー。今日は天気がいい！
てなわけでバイクで幕張へ。
風が強かったけれど、やっぱりこの季節のバイクは気持ちいいなあ。
４月３０日
池袋のスリーファイブにて、みんなで麻雀。
ああ……千葉からだと池袋は遠い。しょんぼり。
でも楽しかったから、まあいいかー。
４月２９日
振り返ってつくづく思うんですが、私は幸福だと思える恋愛ってしたことがなくて。
しかも、終わる時は常に、ナイフで切り落とすように突発的な終わり方で。私の方から切り出すにせよ、相手から切り出すにせよ、別れをどちらかが口に出した後、「やっぱり考え直そうよ」とかそういう展開には一切ならなくて。執着心がないのか、はたまた本当に本当の魂の恋じゃないからなのか、「まー終わったもんはしょーがないから次いこう」みたいな精神状態になって……。
…………。
……………………。
………………次いこう、次。
４月２７日
地獄のレーザー脱毛。
お前まだそんなんやってたのか？ と思われるかもしれませんが、まだやってました。だって、途中でやめたら意味ないし！
そんで、あいかわらず痛いのなんの、終わると痛みのあまり汗びっしょりで。
ふー。
４月２３日
手術した目の、一年後検査。
特に問題はないとのこと。よかった。
でも、なにかを注視している時、たまに左目がぴくぴく痙攣するような感じになることが。
時間の経過とともに、治るといいんですが……。
４月２０日
『ザスーラ』と『キューブゼロ』と『ＳＡＷ２』を見ました。
キューブとＳＡＷは、やっぱり第一作が良かったなあ。
でも、ザスーラの方は、実質的な第一作であった『ジュマンジ』より面白かったかも。
映画のシリーズものって、２作目以降は１作目をこえられないってパターンがほとんどだと思うんですが、そういう意味でザスーラは珍しいと思うし、また嬉しい誤算でもありました。
４月１８日
始まったと思ったらもう終わりです！ くわー！ なんかもーこんなんばっか！（察してください）
それとは別の話ですが、母の個展も今日が最終日。お疲れ様でしたー。
４月１６日
京成ローザで『連理の枝』をみてきました。
んー。
人の死で涙をとるって、安易な手法だよなあ……などと、自分の作品でもそれやってるくせに思ってる自分がいて嫌です。
４月１３日
展覧会に顔出し。
広い場所で眺めると、着物ってぜんぜん印象違うなあ。
ところで、展示している着物は値段をつけて売っているんですが、価格は９０〜１２０万円となっております。
織るのには特殊な機材と技術が必要だし、ひとつの着物を織るのに早くても半年かかる、その手間を目の当たりにしている私に言わせれば、これは安いくらいのお買い得価格です。ただし、おそらく多くの人々にとって、たかだか衣類が１００万円というのは、ハァ？！ なことだと思います。つうかぶっちゃけた話、私は１００万円の服を買う金があったら貯金するか株につっこむかします。
が……。
現時点で、すでに６点売れています。
これが銀座という場所なんだなあ、と感慨しきり。
それはそうと、新しい紅茶のカップを探していた私は、帰りがけに和光のB１Fへ、ちょっと行ってみました。
おお！ ウェッジウッドのいい感じのやつがある！ と思ってお値段を見たところ、１万円也。
１万円かあ……。
ん？
あれ？
よく見たら、ゼロがもう一個ついてるし！ にゅあー！
４月１１日
本日より、銀座の和光ホールにて母の個展開催。
ここです。 『渡辺彰子染織展』。
４月１０日
幕張へ行って海を眺めました。
このどんより曇った空と灰色の海、心象風景にあいすぎてなんかもー、マブダチ臭が。
４月１日
バイクで桜見物に千葉公園へ。
目の手術が成功したら、美しい風景を見たいと思っていました。
本当に、桜は目にしみます。美しい。
でも美しい女の子の裸だったら、もっと感動的だよね！ NE！
３月３１日
んー。どっかそこらへんにかわいい女の子でも落ちてないかなあ。とか思って渋谷をうろうろ。
そんでまあふつーに収穫らしい収穫もなかったんで、皇居へ行って夜桜見物。
てゆーか寒！ 一人でお花見ってあたりですでに寒いのに、冬へ季節が逆戻りしたようなこの寒さはなんだよオイ！
３月２７日
パソコンにガタがきていたので、またぞろ煙を吹いちゃったりする前に、新調しました。
今度は水冷式だっつつつ！
回収騒ぎを起こしたNECのやつだっつつつ！
火事を起こすかわりに、洪水になったりしなければいいのですが……。
３月２５日
突然に、寂しさが押し寄せてくることがあります。
以前はもっと孤独に耐性があったように思えるんですが、年々、弱ってます。
そんでまあ、かわいい女の子でも落ちてないかにゃーと繁華街へ繰り出してうろうろしてたら、女子高生風の女の子に声をかけられました。あれ！ なんかけっこーかわいいよこの子！
援助交際のお誘いでした。
うわ……。そこまで飢えているように見えたんですか……？ ちょっと、いや、かなりショック。しかも、それにくらっときた自分がいて、なおのことショックです。
そんでどうしたかというと、お財布から千円札を出して、こういいました。
「これあげるから、おうちに帰りなさい」
いえね、以前そういうドラマを見た記憶があるんですよ。そのドラマだと、援助交際を持ちかけた女子高生は、（この人はほかの人とはなにかちがうっつつつつつ！）と心ときめいて、その男と仲良しになるんです。
さて、現実はどうなったかというと――。
「ありがとう」
ぺこっ、とお辞儀をして去ってゆきました。
…………。
……………………。
え？ なに？ そんだけ？
３月２２日
やば。
なんか夜中に突然、さびしくなって泣いてるんですけど。
なにこれ。とまらん。やば。
私は巣を張って一人ぼっちでいる蜘蛛男なのに。
その孤独に今までは強い耐性があったのに。
最近、なんか変だ……。
３月１９日
近所の漫画喫茶『有閑倶楽部』へ。
料金が微妙に高いけれど、それもまずまず納得のできる快適度。
竹書房から出ている麻雀関係の漫画の揃いがいいのがお気に入りのポイントです。
でも『ぶんぶんレジデンス』は、ほんと、どこいってもないなあ。
＊ぶんぶんレジデンス……昔、近代麻雀に掲載されていた麻雀漫画。毎回毎回、妙なルールで打つというコンセプトだったんだけれど、白眉は『１００人麻雀』。その名の通り１００人で麻雀をやるんですが、出上がりだと８０００点の満貫が、ツモあがりだと、２０００×９８（子）＋４０００（親）で、２０万点に。面白かったなあ、あれ。
３月１７日
黄昏５巻のプロットが通ったので、原稿をかきはじめました。
３月１５日
今までコタツにパソコンをのせて仕事やネットをしていたんですが、どうも腰に悪そうなので、テーブルと椅子を買うことに。
これに限らず、今月はあれやこれやちょっとずつ出銭があるなあ。
３月１２日
母の展覧会の準備のため、封筒にカタログつをめたり、宛名シールを貼ったりと、お手伝い。
しかしこの展覧会が終わったら、どうするんだろう。引退？ でもそうしたら、織機は……？
＊織機……はたおりのために必要な、木でできた、でっかい機具。実家には、絣用とうすはた用の二台の織機があり、なんちゅーか、これだけで二部屋を完全に占領している状態。
３月９日
髪が伸びてきたので美容院行ったら、なんかあのー、またしても、こちらの意図とは違う感じの髪型に。
ちゅーかそこの美容院のオヤジってのが、「この写真の通りにですか？ まったく同じにはできませんよ。あなたの持っている印象と私の持っている印象の差で、若干違う感じはなるかもしれませんね」とかそんな言い訳の前振りをしはじめた段階で、嫌な予感はしていたんです、はい。
しかし、過去の私の写真を見せて「これと同じにお願いします」という頼みかたをしたのに、この髪型になっちゃったのはなあ……。そりゃあ、まったく同じにしろというのは無理な注文だし、私もそこまでは望んでいませんが。
でも、これは……印象の違いとかニュアンスの差とかいうレベルの違いじゃないよなあ……と鏡を見るにつけ、今日もへこむよるなみであった。
３月２日
ひさびさに麻雀打ちにいったら、なんか近くの雀屋がつぶれてるし！ うおあー！ 近場で便利なお店だったのに。
３月１日
私の母は機織をしているのですが、このたび（恐らくは最初で最後の）個展を開催することになりました。
そんでまー、ここは人のいない僻地にも等しいHPなわけですが、恩もあれば義理もあるんで、いちおう宣伝しときます。
４月１１日〜１８日 （４月１６日休業）
１０時３０分〜１８時
場所は銀座の和光ホールです。
ところで機織というと、鶴の恩返しででかい鳥類がぱったんぱったん織ってるあれなわけですが、実際にはえらい根気のいる作業です。
なんせ、糸の太さなんて１ミリ以下。
それを織って織って織って、十メートルとかそういう長さに織り上げるわけです。
てゆーかその前段階として、デザイン決めたり、染色を施したりするんですが、ほんっつつつつとうに根気のいる作業です。
だから主婦業との同時進行では、そうそう数をこなせるものではないんですが、それでも、織り続けること数十年にして、かなりの作品数に。今回はその集大成といいますか、人生にひとくぎりつけたいとのことです。
２月２８日
原稿が一段落したところで、DVDをレンタル。
ブレイド３とエイリアンVSプレデターとヒトラー最後の１２日間を一気にみました。
最近は映画館に行くと、なんだかこう……上映中に音を立てる人とかいるのがすごく気になって。レンタルされるようになるまで待つことが多くなりました。
１０年くらい前と比べると、そういうモラルがどんどん低下してる気がするんですが、気のせいかなあ……。
２月２６日
んー。新興市場の下げがすごい。てゆーかジャスダック死す、じゃなかった、ジャスダック指数の下げは鬼。
でも私の投資は中長期型だ！ この程度で揺れてたまるか！
……実際には心揺れまくりで、うさ晴らしにダーツバーへ……。
ふー。
２月１０日
黄昏の刻４巻『漆黒の戦慄』の見本が届きました。
んー。やっぱり、仕事が手で触れる形になるって、嬉しい。
カタルシスというのは、あれやこれや面倒だったり大変だったりそういう道中を経ることによって、よりいっそう、大きなものになるのでしょうね。
てゆーか今日は引け後にマーベラスエンタテイメントの株式分割発表もあったりして、本当によき一日でしたなー。
１月２８日
３６９のメンツがひさしぶりに集まって麻雀。
ぬうううう。ひさしぶりすぎて、盲牌が最初あやふやです！ つか、三色と一通を両テンビンにするべき手牌で間違って切っちゃったり、内心でへにょる局面多数。うおあー。
でもなぜか、トータル成績ではプラス。
幸運と不運を司る確率の神様は気まぐれだなあ。
１月２６日
マネーゲームと化したライブドア株。
私はこの手のハイリスクすぎるマネーゲームには一切参加しないんですが、でも、見てるぶんにはめちゃくちゃ楽しいです。
てゆーか今日の寄り付きで買って、切らずに持ち越して眠れない夜を過ごしている人とかいるのかな？ いるんだろうなあ……。
１月２５日
富士見書房にて打ち合わせ。
なぜだか今日はヌシが超ご機嫌で、にゃーにゃー鳴きながら寄ってきて、あまえんぼさんぶりを発揮。
ふさふさで、なでて気持ちよかったです。
もーほんと、今日のヌシの愛想のよさは、「どうしちゃったの？」って感じでした。猫はきまぐれだなあ。でも、そこが （・∀・）イイ！
１月２４日
ライブドア問題発生直後から、ネットを回って、信用二階建てで死確定した人のブログをがんがん収集して保存しまくっています。
バブル崩壊、ITバブル崩壊などで死確定になった人はたくさんいるはずなんですが、当時は、今ほど個人投資家の数は多くなかった。ネットも、今ほど普及してはいなかった。だから、ネットを回って、個人の悲鳴、絶望、恐怖、そういうのをダイレクトに感じることはできなかった。
しかし、今回は違う……！
現物の一万や二万でさえ悲鳴の嵐といった具合なので、信用全力二階建ての人に至っては、「ご愁傷様です」ではすまされない惨状。しかも、ライブドア株は株主数が多く、なおかつそのほとんどが個人なので、そういう酸鼻を極めるケースがごろごろしている模様です。
こういうのを見ると、株って怖いなあ、と改めて思います。特に信用は。借金で株を買うわけですからね。
にもかかわらず、そういうブログを収集していると、「追証」ってなんのことか理解していない人が信用取引をやってたりするんだから、恐ろしい。
私はマネーゲームそのものは否定しないし、ギャンブルもバクチも否定しません。バクチの炎に身を焼かれながら生きるのも、それはひとつの人生だと思う。
ただし、それに手を出して一敗地にまみれた人間は、大きな手傷を負う。そういう怖さを、一般人はもっともっと知るべきだと思います。
１月２３日
母が白内障の手術。
私も眼球内に人工レンズを埋め込む手術を受けたので、目の手術の怖さはよくわかります。
ただまあ、その怖さに反して、手術そのものは短時間で終わるんですよね。
１月１８日
いやー。すごいわ。ほんと。ええと、株の話です、はい。
なにこの日経爆下げは。もうこれは祭りなんてもんじゃない。狼狽……！ 悲鳴……！ 呪詛……！ 怨嗟……！ 滂沱……！ まさにそう……この世の地獄……！（カイジ風）
個人投資家の投げ（特に信用や信用二階建ての人の投げなんだろうけど）が売り売り売り売りですごいのなんの。
しかし、総悲観は買いというのが私の信念。
上昇基調の時にはいっさい仕込まず、下降まっしぐらみんなやる気なっしんぐへにょーんな時に仕込んであとはじっと待つ、それを今日まで繰り返してきました。ええ、中長期投資がスタイルです。そして現物オンリーです。デイトレとか信用とかは一切やりません。
てなわけで、二段階爆下げがきた今日、仕込みに回りました。
さて、吉と出るか凶と出るか。
半年後が楽しみです。
嘘です。楽しみ三に対して不安七くらいです。気弱な森の小動物なんで、どきどきしてます。えへ。
１月１７日
先日のサンライズテクノロジーに続いて今日はライブドアが祭りですか？ うひゃひゃひゃひゃ！ さあ〜て、みなさんの不幸を肴に紅茶でも飲みますかね！ いいアールグレイが手にはいったんですヨ！
げは！ すげえ！ ライブドア売りが２億５０００万超ってなに！ きゃー！ こんなん初めて見ちゃった！ 眼福眼福ぅ！
……とか思ってたら、ライブドアのストップ安（それ以前に取引成立せず）は当然なんだけど、日経そのものが爆下げです。特に新興市場の下げは 鬼 。狼狽が狼狽を呼び、売りが売りを呼ぶ。まさにそう……暴落……！
うわあああああああん！ 人様の銭なんてどうでもいいんだ！ でも、ぼくちんの！ ぼくちんの含み益が減るうううううううううう！ キー！
あれですか。ばちが当たったってやつですか。しょんぼり。仕込が安かったし現物だからいいようなものの、最近の加熱した市場で信用二階建てなんてやってた人はまじに自己破産かさもなきゃ練炭自殺だろうなあ。こえー。
いや〜焦った。額に汗水垂らさないかわりに、わきの下には冷や汗をかく、それが株なんでしょうね。このところ含み益がうなぎのぼりに増えてうひょうひょ言ってた私にはいい薬でした。
とまあ、そんなザラ場を眺めつつも、今日はヒューザーの 悪人 が質問攻めにあう国会中継も見なきゃ！ んまあ。なんて忙しい日でしょう。
公開処刑スタートォ！
…………。
……………………。
まともに答弁しない悪人。なんつう往生際の悪さ。
今日は十八年前の殺人鬼に死刑判決が下った日でもあるわけなんですが、このヒューザーの極悪人がかりに罪に問われたとして、犯した罪の重さに見合うほどの償いができるのでしょうか？ 物理的に不可能なんじゃないの？ それを思うとやるせない。
ふー。
１月１３日
大雪のニュースを見たり、耐震強度偽装問題のニュースを見たりしていると、安全地帯にいる我が身の幸せをしみじみ感じます。
ただ私にも多少の良心はあるので、他人の不幸を大喜び今日は赤飯炊いて鯛のおかしらつきでお祝いを（以下略）といった心境にはいたりません。
しかし……。
し、しかし……うぷっ……くくっ……。
今日のサンライズテクノロジー（４８３０）の値動きには笑っちゃったなあああああああ！ うわははははははは！ ぶわはははははははは！
２ｃｈ市況板のサンテクのスレッドなんて、もう凄いのなんの。えらい騒ぎでした。
でも爆笑したあとで、株って本当に怖いなと再認識。
バブル華やかなりしころ、自称経済学者や株屋どもは、いや、私をふくめて世の中の誰もが、日経平均株価は４万どころか５万円代にのるだろうと信じて疑わなかった。
けれども、現実にはどうなったか？
どんなに知識をふりかざし、『わかった』気になっても、未来は読めない。
それをあのバブル崩壊で日本人はみんな嫌というほど思い知ったはずなのに、その後にはITバブルがきて、そして、今また株式市場は空前の沸騰を迎えようとしている。その過熱感の中で、マネーゲーム的な、投機的な株に人気が集まり、けたたましい悲鳴が聞こえてくる。
歴史は繰り返す、なんて言葉があるけれど、人間（大衆、といってもいいのかな）って本質的に、未来永劫、超えられない壁を持っているんだと思う。
ふー。
１月７日
今年の冬は寒いのでコタツと鍋物のお世話になりっぱなし。
てゆーかほぼ毎日自炊なんですが、今度引越したところはサティがすぐ近くにあるので、買い物至便。大助かり。
１月５日
黄昏の刻４巻のゲラ終了。タイトルは『漆黒の戦慄』。２月末刊行予定です。
１月２日
例によって例のごとく夢日記を続けているんですが、毎年、初夢は私にとって一大イベントなんです。
ところが今年は、不気味な初夢でした。
自分が寝ている姿を俯瞰しているといった夢で、床の間のほうから、なぜか強烈な視線を感じて……。
はっ！ と目が覚めたら、夜中の２時を少し回ったところ。
夢と現実がリンクしているような不可思議な思いにとらわれて、床の間を見ると――――。
妹の遺品のアンティークドールと目があいました。
こえええええええ！ なんだこの夢は！ なにかの暗示か？
この後、恐怖で眠れず、朝までずっと起きっぱなし。
ふー。
１月１日
新年あけましておめでとうございます。
年初から気合を入れるつもりで、寒さを我慢して夜中に初参り。
んで、毎年恒例のおみくじを引いたところ……
小吉。
しかし、運命は自分で切り開くものだっつつつつ！ そこで１００円玉を投入し、再チャレンジ。
中吉。
んー、もうひとがんばりだっつつつつつつ！ てゆーか隣にいるカップル、「これって大吉しか入ってないんじゃない？」とかホザいてる！ 死ね！
吉。
んー……どうなんだ？ でも大吉引くまでがんばるっつつつつつつ！ それがよるなみクオリティ！ また百円玉を投入だあ！
吉。
ねえ。これ、大吉入ってるの？ マジに？ どうなの？ え？ まあ再チャレンジするっきゃないわけだけどさ。
吉。
…………。
……………………。
吉は３枚集めると大吉と同じ効果があるんだよね！ というおれルールを設定して終了しました。
